桃太郎ジーンズのこだわりのものづくり①

最近はデニムを穿かなくなった人が増えているといいます。

実際に街を歩いていてもチノパンやスウェット、ジャージなどの異素材のパンツを穿いている人を見かけることも多いです。

そんななか国産のデニムメーカーもがんばっています。

見ただけではわからない細部にわたったこだわりがたくさんあります。

そこでうちの取り扱いのある『桃太郎ジーンズ』のデニムにかけるこだわりを数回にわけ紹介したいと思います。

 

ジンバブエ・コットン

アフリカの大自然の恵みを受けて育てられ、世界最高峰の品質を誇り、しなやかさと優れた染色体をも兼ね備え、機械は一切使わず全て手摘みで収穫を行うことによって、綿の損傷や不純物の混入も少なく、白度に優れ、繊維の均整度が高く、光沢とソフト感にあふれ、ヨーロッパでは主に高級ドレスシャツに使用する綿として最高の評価を得ているジンバブエコットン。

そもそも丈夫で穿き易いデニムを作るためには繊維長が長く、継ぎ目の少ない原綿を使用することが重要との原点から、桃太郎ジーンズが世界で初めて、しかも100%単一の原綿でデニムに採用したことによって、当時の一般的なデニムの倍以上の値段になりましたが、ジーンズ=作業着という価値観を打破し、結果的にその後日本製ジーンズが「本物」と世界中で認められ、衣料品として認知されるきっかけとなりました。

良質な原綿を使用することは、しなやかな穿き心地を実現するだけでなく、安価で硬いコットンを使用したデニムに比べはるかに耐久性も優れます。更には、デニムの醍醐味である「タテ落ち」を左右する糸自体のムラ形状においても、自然なスラブを作ることが可能なので、ムラの太い部分だけを誇張するのではなく、細い部分が長くて多いことによって醸しだされるヴィンテージ特有のキレイなタテ落ちを可能にするのです。桃太郎ジーンズでは全てのレーベル(出陣・銅丹・ヴィンテージ)において、このジンバブエコットンを100%使用して、糸から作ったオリジナル企画のデニムを使用しています。

 

次回は染めについて紹介したいと思います。

※こちらの情報は桃太郎ジーンズのパンフレットをもとにしています。店頭でも配布しておりますのでお気軽にお持ち帰りください。

 

 

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